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たくさんのペンギンたちが暮らしている南極のペンギン村が温暖化の影響で大変です。
親の足の間から顔をのぞかせるアデリーペンギン。 |
南極のペンギン村の主な住人は、アデリーペンギンとコウテイペンギン。
現在、アデリーペンギン、コウテイペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギンなどたくさんのペンギンたちが生存の危機に直面しています。
親の足の間から顔をのぞかせていたアデリーペンギンは、温暖化によって雪ではなく雨が降り、
雨に打たれて体温が奪われて死んでしまいました。
まだ雛のアデリーペンギンは、大人の毛のように防水性のある産毛になっていないのです。
アデリーペンギンのお母さんは、悲しそうな顔で空を見上げています。
友達のコウテイペンギンは、村(コロニー)の人数が一世紀の半分の50年の間に半分になってしまいました。
初夏(南極では10月)になるとアデリーペンギンの大人たちは、もうすぐ生まれてくる雛の為に、夫婦で力を合わせてまわりに転がっている小石を集めてきて巣をつくります。
アデリーペンギンたちにとって、小石を集めるのは命がけ。
雪が積もってない岩場がなかなか見つからず、みんなも小石を集めているため喧嘩をしたりするペンギンたちもいます。
アデリーペンギン村の大人達には、温暖化の影響で雨が降り、卵のベット(石の巣)が雨で水浸しになって卵が死んでしまわないように高い巣をつくるために、石は我が子を守るとても大切なものなのです。
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氷の亀裂や氷の穴に挟まって死んでいくペンギンの親子たち |
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ペンギンの親は、氷の亀裂に落ちてしまった。
南極のペンギン村の温暖化による気温上昇は、地球上の平均的な上昇速度の5倍。
南極のペンギン村では地球温暖化の影響で、永久凍土が解け、氷の亀裂にペンギン村に住むたくさんの大人たちや子供たちが落ちて、身動きができなくなり死んでいっています。
この海の氷(海氷)は、一方では餌をとりに行く道でもあるのです。
ただ、氷の亀裂は至るところにあるため、餌を採りに行く途中に氷の崖から落ちて死んでいく親ペンギンが耐えません。
親を待っていた子どものペンギンたちもまたお腹を空かせながら死んでいきます。
現在、崖っぷちで子育てをしているペンギンたちが沢山います。
温かいところで、村を作っていたジェンツーペンギンとヒゲペンギンたちも環境の変化によって、アデリーペンギン村の方が住みやすそうと、移住することになって、ペンギンたち同士で喧嘩が起きないかと心配されています。
ヒゲペンギンの主食は、オキアミ。
海の氷(海氷)が少なくなってきているからオキアミが減っているよう。
ジェンツーペンギンの主食のオキアミも、人間たちが必要以上に魚を採るため食糧危機に直面しています。
ヒゲペンギンも、ジェンツーペンギンもコウテイペンギンも、アデリーペンギンも、子供を産んでも、食べるものがなかったり、氷の亀裂に挟まったり、オゾンホールの拡大で新たな病原菌が発生し感染してしまったり、温暖化で病原菌が広まったりしてしまったり、子育てをする場所の海氷が薄くなってしまって、卵や子供がまだ十分に成長しないうちに海に落ちてしまっているため、村の住人が半分以下になってしまっています。
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人間たちの影響で死んでいくペンギンたち、ペンギンたちを助けたい |
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ペンギンたちの村の崩壊は、私たち人間が大きく関わっていると言い切れます。
オークランド諸島に住んでいるキガシラペンギンは、絶滅危惧種に指定されたり、人間によって森林が伐採されたり、卵や雛たちを襲うイタチや猫、犬などの動物が持ち込まれたりと生きていくのが大変な状態になっています。
人間は、牧場を作るためにペンギン村の森林を伐採してしまったのです。
森林はキガシラペンギンにとって、子作りをするための隠れ家だったけれど、人間が自分たちの利益のためにキガシラペンギンの子育ての場を奪ってしまったのです。
人間がオークランド諸島に住んでしまったため、ペンギン以外のたくさんの動物たちも絶滅に追い込んでしまっています。
人間の魚の網に引っかかって死んでしまうペンギン。
人間の石油を運ぶ船(タンカー)から石油が流出して、油まみれになるペンギン。
人間と暮らすようになってから交通事故にあうペンギン。
人間に餌となる魚を取られてしまうペンギン。
でも、危機的状況になっている動物たちを見て、救おうとしている人間たちがいるのも事実です。
「あなたは、苦しんでいるペンギン、死にかけているペンギンを見て、素通りできますか?」
「雨に打たれ、寒さに凍えているペンギンの雛を見て、素通りできますか?」
ペンギンたちも他の動物たちも、同じ命をもった地球の仲間たちなのです。
ペンギンたちの村とは、遠く離れていても、わたしたちにできることはたくさんあります。
直接できなくても、間接的に普段の生活から変えていくことが大切なのです。
”ペンギンたちを助けたい” そんな想いやりの気持ちをもつことができれば、南極大陸に住む動物たちを救うことだってできるし、地球が少しずつ変わっていくのです。
きっと、想いやりの気持ちは、遠く離れたペンギンたちにもきっと伝わるはずです。 |
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